へけっ

私には知らないことがたくさんある。爪の長い人はどうやって暮らしてるのか、一度に口に含めるガムは何粒か、どこかにあったはずの筆ペンは今頃どうなっているのか。

しかし、生きるだけならそういうことは気にしなくていいようだ。なんていい加減なんだろう。気にしたところでどうにもならないのだけど、こういう情報量の削り方が時々無性に気持ち悪くなる。絶対にそこに情報があるじゃないか。

だから私は今、ガムのボトルを傍に置いて、ガムを一粒ずつ口に放り込んでいる。例に漏れずミント系のガムなので口の中がヒリヒリする。さすがに顎が疲れてきた。筋肉痛になってしまいそうだ。

そして悲しいことに、何粒口に放り込んだか覚えていないのだ。アホなのだ。ハム太郎なのだ。


とっとこハム太郎 OP1 ハム太郎とっとこうた / ハムちゃんず