カタのつけ方

高校の時、古典の教科書を開くと、やたらと女が出家していたものだから、友達とふざけて「いざとなったら出家しよう」なんて言って笑っていた。当時の私は0.05%くらいは出家してもいいと思ってた。そういう人生のカタのつけ方もありだなと。

今思えば私、全然出家向きの人間じゃない。まず、ローカルルール的なものが理解できないから、集団生活1ヶ月で普通に死ぬ。2ヶ月に一回ぐらい何らかの円盤上映会やらないと死ぬし、無性にドラッグストアに行きたくなった時に地理的な理由で行けないことがわかると死ぬほど凹む。

決定的に向いてないと思う理由がある。何かの徒になる素質がないのだ(学問の徒、とか)。〇〇に人生を捧げた、みたいな生き方ができない。たぶん。

だから宗教とか修行とかに全く向いてない。逆に苦しむだろうから私はやらないほうがいい。出家は、人生のカタのつけ方として私が選ぶべき方法ではない。

というようなことをぼんやりと考えてた。人生にカタがつかないなと思いながら。おさまるべきところにおさまる、というのは自分も周囲も安心する方法だと思うのだが、私、おさまるべきところがない。