用品店

何かの専門店とか用品店に行くと、人の欲は凄まじいなと思う。

先日、アウトドア用品店に行ったのだが、それぞれの活動に最適化されすぎた道具が所狭しと並んでいるのを見て衝撃を受けた。「必要は発明の母」という言葉があった気がするが、それ本当に必要なのか!?と何回も思った。

しかし、実際の用途を聞いてみると、確かにあったほうがいいのかも、と納得してしまった。痒い所に手が届くというのはこういうことなんだろうな、と。それでもやはり、そんなに痒かったの!?と驚くばかりであった。

たぶん、違うんだよね。痒いから作ったわけじゃないんだよね。大好きなことを、より気持ちよく楽しむために作られたんだよね。何を見ても「そんなに!?」と思うけど、もはや私の想像の範囲を超えるほどに良いものなんだ。

そう考えると、「〇〇専門店」「〇〇用品店」の類はあらゆるマニアック、フェティッシュの集合体のように思えてくる。だって、日常お目にかかれないような形の食器やウェアがぎっしりと並んだ様子は、陳腐な言い方だが、まさしく変態的だったのだ。

なにか恐ろしいような、でもとても質の良いものを見たような心持ちで店を出た。