夥しい数

デカい道路、微妙に汚いビル、ネオンと看板とぼんぼりみたいな光景ってすごくファンタジーな感じがするけど普通にあるもんだな。と思う場所に立ってる。今まさに。

この時間になっても下がらない気温と湿度が風景の胡散臭さを1.5倍くらいにしている。

この下に夥しい数の虫がいるだろう。しかし見えなければどうでもいい。私の知ったこっちゃない。私は虫が嫌いで、金属の細かい振動音が虫の羽音に聞こえる。先に耳でわかっておけば見るか見ないかを選べる。でも本物は急に鳴き出して暴れ出すから予測できない。