タオル

今日、一日中タオルを畳んでた。ああいうのって慣れるわりには全く上手くならない。

タオルにしても服にしても紙にしても、どうにも上手く畳めない。服を買いに行くとカットソー類がぴっちり畳まれて積んであったりするが、ああいうのは全て機械の仕業だと今でも半分くらい信じている。子供の頃、テレビは全て生放送だと思っていたが、ほとんど同じような感覚で見ている。

よく考えたら布や紙を畳んだり折ったり、もう長いことやっているはずなのに、なんでこんなに形にならないんだろう。人には得手不得手、向き不向きがあるというが、私の不得手と不向きは圧倒的にこれなんだと思う。

得手は本当にないからびっくりしちゃうな。考えれば考えるほど、得意な事が無くて笑ってしまう。面白すぎる。うーんと……自虐的な事を言うのがお得意ですね(こんなのは単なる皮肉なんだよな)!!

何かを得意だと思ったり、褒められたりすると気持ち悪くなるのだが、これはただ単に「いいところを見るということは同時に、悪いところも見ているということ」という考えが染み付いているせいだと思う。私は自分の悪いところを正面から見ないことでなんとかここまで生きてきた人間なので、今後も絶対見たくない。見たら死ぬ。だから、得意な事も良いところも無いのだと思い込もうとしている。タオルが上手く畳めないくらいのことでいちいち思い悩むふりをするのはそのためさ。