そういうところがすごくいい

「ついに……」とも「来るべき時が来た」とも違う。何と言えばいいのか。

頭に浮かんだことをそのまま言うとすれば「そういうところがすごくいい」という感じの知らせが入った。本当にね、本当に、そういうところがすごくいい。すごくいいんだ。これからも応援させてくれるなんて本当に有難い。ちょっと本当に強すぎて涙が出そうになった。あまりにも強い。そういうところがすごくいい。

「らしい」と言うには私は彼女のことを知らなさすぎるのだけれど、きっと「らしい」んだと思う。

一人しかいない人間だ。とても稀有な人だ。すごくいい。

私は彼女のことだけをずっと追いかけていたわけではないけれど(それこそ、初期のことはあらゆる記録を見ることでしか知りえないし)、初めて彼女を生で見た時、地方のコンサートホールの3階の席にいた私のところにまで彼女の存在が届いた。「とても手に負えない」と思った。いや、手に負えないなんて当然のことだし、私が手に負う機会なんておそらく一生訪れないんだろうけど。

あの手狭な会場自体が彼女の存在を持て余しているような錯覚に囚われた。この空間に収めておけるパワーではないと思った。ああいうものになかなか出会わないから、どんなふうに喩えればいいのか全然わからない。

あれから三、四年くらい経ったんだろうか。そしてこれから何年経つんだろう!

今でも十分に素晴らしいものに対して使う言葉なのかわからないけれど、これからも彼女はどんどん成っていくのだろうし、とりあえず今夜はこれなのかな。かっちょいい。


アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion edit(New Ver.))