特にないですね

「特にないですね」って、へらへらしながら言ってるとき、ほとんどの場合は本当に特に何も思っていない。

YESかNOか、そのどちらかを言えばいいだけのときに、なんでわざわざへらへらしてしまったのか。それだけがちょっとだけ引っかかる。エネルギーの無駄遣いじゃないか? 無駄遣いというか、無駄な消耗をしている。

わりと昔からへらへらしている人間ではある。何度か訪れた、限界を極めていた時期を除けば。なぜこうなってしまったのかはわからない。過去のことを考えても仕方がない。どうせ正確には思い出せないのだし。

私がへらへらする人間だということは、深く関わらないとわからないようになっている(はず)。

ここは笑うところなのだけど、深く関わらない人からはお上品なイメージとかお嬢様っぽいとか清純派とか頭が良さそうとか言われる(遠回しに「垢抜けない」と言われてる気もする)。深く関わった人からは「と、思ってたのに」と言われる。

これが実はよくわからない。「と、思ってたのに」のほうがより私の本質に近いのかと言われると悩む。どちらも同じくらい本質(なんだそれ)から遠い気もする。関わりが深くなるほどへらへらして、楽して距離を取ろうとする。「と、思ってたのに」を無意識的に・消極的に誘発している。楽なんだけど、「外面じゃありませんよ〜」って顔をした外面を自然に作ってる。楽なんだけどね。

でも、これをやろうとしてもできない時も確かにあった。完全に精神の電源がイかれてる時だ。突然充電が0%になって電源が落ちる。そういう時はへらへらできない。だから、へらへらするときは多少精神の電池を削ってるんだなって思ってる。

それで冒頭の話に戻る。なんで「特にないですね」って言うだけの時にへらへらするんだろうね。YES or NOのときぐらい電源切りなよ。もう二度と会うこともないような人間だぞ。