ひとりの限界

今日、すごく軽率に、わりと大事なことを決めてしまった気がする。一日中頭がふわふわしており、なぜあんなことを言ったのか自分でも全然わからない。

手元にあるのはよくわからん紙とよくわからん私だけだ。行き当たりばったりが過ぎる。いっそ、「気が変わった」と言って早々に消えたい。こういうのを一般的に迷惑と言うんじゃないの。

失踪の上手な人間になりたい。いないフリがすごく上手な人、でもいい。上手にいなくなれる人は、すごく頭がいいと思う。そんな人、周りにそうそういないが(いないと思ってるだけで、いるのかもしれない。私が気づかないうちに上手にいなくなって、上手に戻っているだけかもしれない)。

この世で本当にひとりになれる場所って無い。遠征先のホテルの部屋に一人でいるときが一番「ひとり」な気がする。それでも人の気配はある。隣室のシャワーの音、廊下の掃除機の音、足音、部屋に置かれた清掃員のメモ。これが私の「ひとり」の限界かもしれない。

寝ている時はずっとひとりだから安心する。睡眠の機能を奪われたら、ひとりになれなくて泣くかもしれない。きっと死ぬ気で取り返す。それが人と関わる最後の瞬間になることを祈る。