しがらみ

たまーーーに猛烈に現世の引力が減少する。まさに今、その状態。

いろいろ考えたら急に全部嫌になって、諦めたくなってしまった。現世と私の足を繋いでいる紐を鉈でバツバツ切っていく気持ち。

つらいことだけじゃなくて、うんざりすること、悲しくなること、不安になること、気持ち悪くなることなどなど、嫌になる材料がたくさんある。立ち向かうことも受け流すことも諦めて、命ごと捨てたくなる。だってこういうの、一生終わらないんだよ、当然だけど……。

捨て台詞の準備だけはいつも万端だ。虚しい。突然言葉に詰まらないように、言いたいことだけは先に用意しておくのだ。それがスムーズに出たことはほとんどないのだが。というか、幸か不幸か、言う機会に然程恵まれなかった。一番の捨て台詞は無言であることもなんとなく悟ってしまった。

酷いことを言おうと思えば少しは言える気がする。でも私の攻撃力じゃ蟻に噛まれたくらいの威力にしかならんだろうな。

何やっても虚しいからだいたい黙ることにしたのだった。いいことないし。私の願いはたぶん違うところにある。死ぬまで寝てたいとか、何もしたくないとか、人間と関わりたくないとか、そのあたりだ。あー、嫌だー、外に出たくないよー。