味付け

何を考えてもいつも同じ味付けになる。どんな素材が出てきても味の素で味付けするから全部味の素の味、みたいな(味がゲシュタルト崩壊する)。

もう何年間も同じ味付けでやり続けているとは薄々勘付いていた。しかし今日思い返してみたら、何年間っていうレベルすら超えている。小学校に入ったくらいの頃から同じ調味料を使い続けている。

「そんな昔からそういうのが好きだったんですか!?」って自分に訊きたくなる。「……そうみたいですね……」としか答えられない。

テンションで人生が変わりがちだから、ずっと同じ味のものばかり作り続けてきた事実は俄かには受け入れがたい。年単位で人生のテンションが変わってるのに、なんでずっと同じ味付けを続けられるのか。一年前や一ヶ月前や一日前や数時間前の自分すら今の自分と同じ人間とは思えないのに、なぜ。

小さい頃になんかあったのか?昔の記憶なんて無いのでなんにもわからない。

今後この調味料を捨てられるとも思えない。せめてバリエーションを増やしたい。ちょっと手の込んだ感じにしたい。……そう思って手の込んだ感じにしようと頑張ると、自分でも美味しいと思えないようなリアルな屑が出来上がったりするので何事も良し悪しではあるけど。せめて砂糖と塩くらい使えるようになればいいね(最速であと三年、早くて十年、遅くて十二年かかる気がする。それまで生きてんのか?)。きょうの料理でも見とけ。