写真を撮らないということ

あまり写真を撮らなくなったのは、iPhoneの容量を圧迫しないためだと以前書いた。

でも、もう一つ理由がある。それは「私以外の人が撮っている(だろう)から」というもの。

撮影することには情報の記録というミッションも含まれている。同じ場面で同じものを見て(例えば「空に虹がかかっている」とか)、それを誰かが撮っていてくれるなら、ミッションは誰かの手によって済んでいるのだし、私が撮る必要はなかろうと判断する。

結果的に、私がカメラアプリを起動するのは、「私以外に撮影する人がいない」と状況的に判断できる時だけ、ということになる。一種の怠惰である。

 

そういうわけで、積極的に写真を撮らなくなって数年が経つ。

すると何が起こるかというと「素材」がなくなる。

本の表紙に写真を使おうと思って、PC(Personal Computerです、Political Correctnessではない)の中を漁ってみても何にも出てこない。

いや、正確に言えばいくつか出てくるのだが、それは私がカメラを起動した時の写真、つまり極めて小規模でパーソナルな空間や瞬間を収めたものばかりだ。作ろうとしている本自体が相当パーソナルなものなんだけど、それとこれとは違う。パーソナルのレベルが違う*1

どうしよう。写真を撮りに、山にでも行こうかな。しかし自然が嫌いだもんで花も草も虫も土も撮りたくない。ウワーン。やっぱり無機物で角があるものが好きだな。

うーん、慣れないこと考えるとウワーンてなるね。フリー素材を使うのは何故だか……今回ばかりは嫌。私のだもん(逃げ道を塞いでいくスタイル)。あっでも、いらすとやさんは好きだな。いらすとやさん、有りだな。かっこよく使えばVaporwaveっぽくなりそうなもんだけど。本の雰囲気と合うかな。

いっそ黒一色でいくか。タイトルを白でバリッと入れて。そしたらエヴァのサブタイトルの画面(?)みたいになっちゃうよ。なんてったって高校時代、ケータイの待ち受けがネルフのロゴだった人間だから。

よくわかんないので死ぬほど悩んでる。けれど、最終的には私の趣味で決める。

 

作業報告(?)

8/12深夜から実施しておりました、本の自主制作に関する事前調査を、本日で終了といたしました。二、三日もやればじゅうぶんかなって思って……。

回答いただきました皆様、時間と手間をかけてくださってありがとうございました。集まった回答を眺めていたら、おかげさまで、部数や価格等がおおむね定まりました。私の趣味でやってるだけなのに本当にありがとうございます。やっぱり人に聞いてみるものですね。

あとは表紙を作って中身をバシッとやって印刷所に頼んで刷ってもらってその他もろもろするだけなのですが、その「だけ」にたどり着くのにおそらく一ヶ月以上かかります。皆様が忘れかけた頃に、私が突然「できました〜」と叫ぶはずです。

とにもかくにも、アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

*1:本日のセルフ流行語大賞、たぶん「パーソナル」。