話が逸れる過程

「リズム感の無さを揶揄われてから神社で柏手が打てなくなった人」のことを考えていた。柏手どころか、しめ縄を揺すってガランガラン〜ってすることも怖くてできなくなったんだろうな。木魚を打つのも除夜の鐘も厳しいからお寺に行くのも億劫だろうな。

何らかの理由で「ふつう」のことができない、そういう人に思いを馳せた。

……なんていうことは全くない。別に思いを馳せていない。ただ単に、そういう人がいたら年末年始の一週間、一緒にパーティーして大晦日のことも正月のことも忘れようぜ! と言いたい。

……ということを思ったわけでもない。一週間もパーティーを続ける体力と気力なんてないのに、そんなこと言いたくない。仮に「リズム感の無さを揶揄われてから神社で柏手が打てなくなった人」が友人だったとしても、いつでもどこでも・なんでもかんでも一緒にする必要ない。神も仏も信じないけど、初詣に行くのが好きだから一人でも神社には行くし、除夜の鐘だって打つ機会があったらゴンゴン打ちたい。

除夜の鐘やばくない? あんなデカい鐘を思いっきり鳴らせるなんて最高じゃないか。めっちゃゴンゴン打ちたくなってきた。基本的に、打てば響くものが好きで、響けば響くほどゴンゴン打ちたくなる。

話がどんどん逸れていくのは軌道修正するのが怠くなってきたから。しかも、実は頭の中では全部つながっている話なので、話が「逸れている」というより「進んでいる」感覚に近い。どんどん逸れていく話を「進んでいる」と認識するのは私だけであって、実際は話が逸れているんだけどね。

 

話が微妙に戻る。いや、もう戻ってないな。戻らないと思います。話が変わりました。

消火栓のボタンを押したことが一度だけある。いたずらで押したのではない。防災訓練で押した。「ボタン押したい人ー?」と言われたので真っ先に立候補した。

小学生の頃、よく誰かのいたずらか何かで、消火栓のジリリリリリリ……という音が校内中、鳴り響いていた。私はあの音があんまり好きではなかった。でも、あの透明な板を突き破ってボタンを押したら、あんなに大きい音がするんだと学習した結果、「一度は消火栓のボタンを押してみたい」という気持ちが芽生えてしまった。

しかし、やっぱり押せなかった。いろいろ面倒なことになる気がしたから。

それがどうだろう。大人になってみたら、何の面倒くささも後ろめたさもなく押す機会に恵まれてしまった。

「ボタン押したい人ー?」の呼びかけに対して、私が「押したいです!」と、いの一番に名乗り出た時、周囲は「やっぱりね〜」みたいな空気に包まれた。謎の納得。

どうぞ、と言われたので、何のためらいもなく、威勢良くボタンを押した。けたたましく鳴り響く非常ベル。

うわ、本当に鳴るんだ、すごい〜〜! うるさいけどテンション上がる〜! もっと押したい〜! という気持ちになったけれど、さすがに一度の訓練につき一回だけしか押せないようだった。

防災意識が高まったかは知らないけれど、いい経験になった。

しかし、あの時、押してみたかった人が他にもいたかもしれないのだ。なんらかの理由で手を挙げたくても挙げられない、そういう人に思いを馳せた。

……などと書いてみたものの、そこまで真剣に思いを馳せたわけではない。でも、なんとなくだけど、そういう人たちのおかげで私は楽しく生きていられる気がする。

いつも悩む。そういう人たちには、ボタンを押す機会を譲るのが正解なのか、私が嬉々として押すのを見守ってもらうのが正解なのか。ここでいう「正解」って、Win-Winの関係って意味。たぶん、私が嬉々としてボタンを押して、すごいよ、ほら押してみて!すごいよ!って言って、新しいボタンを用意するのがいい気がする。たぶん。

嘘、本当は全然わかんない。どうしたらいいの?

話が逸れ過ぎた。

ガランガランガランガラン、パンパン、めっちゃぐっすり眠れて、HPが回復して、明日やらなきゃいけないことがちゃんとできますように。おやすみなさい。ゴンゴンゴンゴン。

 

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作業日誌?

本作りのためのアンケートにご回答いただきました皆様、ありがとうございました。

oqodousiyo.hatenablog.com

アンケートは引き続き実施しております。興味のある方はご協力いただけますと幸いです。結果は尋常じゃないくらい本作りの参考にします。(追記*8/15に終了いたしました。)

というか今すごく参考にしていろいろ考えていて、昨日、とりあえず印刷所に紙等のサンプル請求をしました。趣味を全うしたいので、紙のことなども少しずつ考えています。あとページ数のこととか、売り方とか。ネックだった表紙デザインに関しても、アイデアが出てきたので、きっとなんとかすることでしょう。

いずれにせよ、ある日突然「できましたー」と言い出す予定です。何卒よろしくお願いいたします。