あなたはどうですか

今日、"How are you?"というタイトルのスパムメールが何度も何度も届く。

そういう精神攻撃なんだろうな。相当上手だ。うわて。

 

How are you? と聞かれたら、I'm fine, thank you.と返すのが筋だと中学生のときに教わった。

それならこのスパムにも同じように対応する?

この私がそんなことするわけない。タイトルだけ見て削除だ*1。完全なる手作業。もはや指作業。あのなあ、おかげさまで全然fineじゃねーよ!

 

「あなたはどうですか」と聞かれても、何を言えばいいんだろう。そういえば、似たようなことを何かの検査でたくさん訊かれて、書かされた気がする。

最初に「・私は、」とだけ書いてあって、そのあとの空欄を自分で埋めるテストだ。

・私は、_____________

みたいなやつ。これが何行も何行も、A4くらいの紙の表と裏にびっしりとあって、制限時間内に埋められるだけ埋めなさい、というものだった……気がする。

このテストを初めてやったのは、確か大学の授業の時だった。そのあと、"リアルな現場"に当事者として通うことになった時、このテストと再会した。

心理士から手渡された紙を見て「ほんとに現場でこれ、使ってんだ……」と思った。説明を聞きながら、わかってるわかってるわかってるわかってるわかってるって頭の中で100回くらい呟いた。

当時、この遠回しなHow are you?に、できるだけ当たり障りの無い返事をしようと思って、「(私は、)人間だ」とか「(私は、)猫が好き」とか「(私は、)今これを書いている」とか、とにかく適当なことを書いた。表も裏も全部埋めようとして、どうでもいい、当たり障りのない情報を細かく捻り出すようにした。そういう強迫性や衝動性、ある種のクセみたいなところも見られてたんだろうか。

今思えば、当たり障りのない返事なんて「(私は、)元気です」一択じゃないか。中学生の時に教わったのに。私はなぜそれを書けなかったのだろう。

正直に人間だとか猫がどうとか書かないで、最初から嘘をつけばよかった。当時の一番の希望を遂行するには、適当に嘘をついて「私は正常なので早くここから解放してください」とアピールすればよかったのだ。

あの頃、それに思い至らないほどには切羽詰まっていたらしい。そしてやっぱり、もともと頭が悪いみたい。

*1:私、情弱だけど、この対応で合ってんのかな。以前、似たようなスパムが何度も届いたので受信拒否したけれど、結局また届くようになった。キリがないから諦めた。身の回りサッパリさせたいし、ケータイ解約しよっかな。キャリアメールのアドレスなんてメルマガ受信専用だわ。あと、頑なにLINEをやりたがらない友人からの連絡用。