針に糸を通して一日を終えたい

昨冬に買ったマニキュアの色が気に入ったから、最近同じものをもう一本買い足した。早速塗ってみたら、どうもしっくりこない。良さを全部殺したような色になっている。

ふと、冬に買ったほうと最近買ったほうのラベルを見比べてみた。色の番号が違った。それぞれ、402番と403番。

全てを悟って落胆した。幸い、402番がまだ使えそうだったから使った。やっぱりしっくりきた。

色の番号が一つ違うだけでこんなに見え方が違う。紛らわしくていやだ。でも、わかりやすくて良いとも思う。自分の感覚はいまいち信じられないけれど、確かに爪に載せたときの印象は全く異なる。

こんな繊細なものを何も考えずに買うのは止そう。衝動買いが一番楽しいって知ってはいるけれど。

 

ぼーっとしてたら一日終わっちゃったなあ。時間が過ぎるのが早い。……いや、私が生きるのが遅い?

私が生きるのが遅いんだろうな。私が本気出して本当に私のペースで生活したら、たぶん寿命までに小学校も卒業できないと思う。

誰にも何にも急かされずに、約束も契約もしないで生きてみたかった。

 

ただ針に糸を通して一日を終えたい。

よし、今日は針に糸を通すぞ。糸、通らないなあ。手が震えて全然だめだ。糸の先が割れてしまった。ああ、通らない、通らないなあ。あ、通った。はい、今日も終わり。明日はほつれた服を縫おう(この後、せっかく糸を通した針を紛失して、翌日も針に糸を通す)。

 

今からやればいいじゃんって思う私もいるけれど、それは無茶だよ。簡単に言うけど、本当に難しいよ。そんなに能力高くないしやる気もないもの。やる気がない。やる気ありません。