私の夢の中の他人

梅雨入りってまだなんですね。道理で体調がいいわけだ。

 

今朝は早めに目が覚めてしまいました。映画でも見に行くかという気分になって、行ける範囲の映画館の上映スケジュールを調べていたら、そのまま二度寝してしまって、起きた時には昼前でした。映画は諦めました。

 

二度寝のときに見た夢が、友人の半生を追ったドキュメンタリー映画を紹介されて、見に行こうと思ったのに寝てしまって行けなかった、というものでした。

影響されやすいにも程がありませんか。

 

その夢の中の友人というのが、これまた妙な人でした。そもそも全然知らない人なのに、やたら設定が細かいのです。

夢の友人は、息をするように他人に気を遣った振る舞いをしているけれど、腹の中では確実に何かを考えていることが、見ていれば普通にわかる。そのせいで何をしゃべっても全部嘘にしか聞こえないし、私も最初から全部嘘だと思うことにしている。でも内面はほんとうに空虚で、思慮深そうに見せかけた、ただの軽薄なのかもしれない。そして、わりと長い付き合い。……という設定の人でした。

出会った時には右目を失明していて、いつも皮の眼帯をしているけれど、端から見ると「そういうジャンルのファッションの人なのかな」で収まるくらい馴染んでいました。

私は友人の右目が見えなくなった理由や経緯について全く興味がなかったし、あちらも話そうとしなかったものですから、右目のことに触れないのは暗黙の了解みたいになっていました。右目のことに触れなくても、遊ぶことはできていたわけです。

そこに、友人の半生を追ったドキュメンタリー映画が上映されることになったと伝えられたのです。私は、その映画を見れば友人に関する全ての謎が解けそうな気がして、見に行こうかなと思ってはいたのですが……。夢の中でも、やっぱり睡魔に勝てませんでした。

 

夢の中の私は、たまにこうやって変な他人と妙な交流を持っていますが、目が覚めてみると「なんでそんな人と友達(の設定)なんだよ」と思うことばかりです。ちなみに、現実に今日の夢に出てきたような人がいたら、できるだけ関わりたくありません。

そういう人と友達になって、しかも長い付き合いだったりするから、夢って変で面白いんでしょうね。起きている私が絶対やらないことを、寝ている私が勝手にやっていて、教えてくれる。人生がノーリスクで2倍になった気分です。

 

だから睡眠は大事なんですよ。眠れるときはいつでも寝るんですよ。起きててもつまらんことばかりですから、できるだけ寝るんですよ。たまに人生が2倍になったりしますからね。寝ましょう。起きてたってクソみたいなことばかりだから、瞼を閉じて世界も閉じましょう。こんばんは私の世界、今夜も楽しませてくれよ。悪夢はやめてね。

ベッド最高。一番好きな寝具です。(←このフレーズが気に入ってしまった)

おやすみなさい。