精一杯

 お風呂入った?メイク落とした?顔洗った?髪洗った?体洗った?保湿した?髪の毛乾かした?歯磨いた?三食食べた?寝床で寝た?お水飲んだ?息してる?トイレ行った?寒すぎたり暑すぎたりしない?毎日下着替えてる?ちゃんとフタ閉めた?ドア閉めた?鍵閉めた?水止めた?猫にジェントルに接した?時間に遅れなかった?金銭的な不義理を働かなかった?今日やらなきゃいけないことをどんな低水準でもいいからやった?

 もう、これだけのことに全部「はい」って、自信なくても言えたらそれで十分だ。私にとっての「ていねいな暮らし」ってこんなもんだ。十分だよ。これ以上のことはできない。十分なのになんでこんなに嬉しくも楽しくもないの。なんでこんなに辛くて苦しくて悲しいんだ。

 

 なんだかとっても切羽詰まっていたみたいで、今日は病院で久々に泣いた。何の脈絡もなく最低で最悪な気分だった。話し始めて1分くらいで泣いた。もうなんにもやりたくない、人生やめたい、良くならなくていいから人権を剥奪してほしい、とかなんとか喋ったような気がする。今考えると相当にメンタルがピンチの人だ。主治医、ごめんなさい。

 今日病院で話したことを覚えている限り書いてみたら1000字くらいの量になった。全体をさらっと読み返したときに思い浮かんだ言葉が『メンクリ駈込み訴え』だった。一度そう思うと、もうこれはますます『駈込み訴え』だなとしか思えなかった。

 バカバカしくなってお蔵入り。ついでに太宰の『駈込み訴え』再読。いいね〜、私がつらいのは変わらんけど、『駈込み訴え』がいいのは変わらないよね〜。私がつらいのは変わらないけど!

 

 日記なので、主治医とした会話を記録しておこう。

 

「この前まで調子よかったよね」

「よかったみたいですね。でも今はもうダメです」

「今だけたまたま調子が悪いのかな」

「いや、そんなことないです。私元々こんなんです。むしろこの間までのが奇跡だったんですよ」

「奇跡って」

「奇跡だったんです。もしかしたらもう一生、こうやって辛くて苦しいのが続いていくだけかもしれないんです」

「あのね。僕はフィギュアスケートで200点取れないけど……例えば200点取れる日があったとします。もちろん他の日はダメダメだよ、でも200点取れたことがあるってことは、200点取れる実力はあるってことよ。だからXXXさんも、200点取れる力があったんだからさ」

「それこそ奇跡ですよ。私、そもそも200点なんて取れないし、気のせいじゃないですか。そもそも200点取れる力があっても、ちゃんと使えないんだから意味ないじゃないですか」

「えぇ〜〜〜」

 これを全編にわたって泣きながら話していた。考え方が典型的なアレになってきてる。主治医、ほんとごめんなさい。まだ治療が必要っぽい。

 

 本当に、病院で話す以外にどうやったら泣けるのか知りたい。自室でも涙出てこない。体よく、泣ける映画見て泣いたりしてストレス発散したいんだけど、ああいうので涙が出てこない。体が不便すぎる。もっと見た目にわかりやすく不調になってくれよ。体に不調が出ないとどうなるかというと、行動にあらわれる。iPhoneを額に打ち付けたい衝動に駆られる。タンスに蹴りを入れたい気分になる。でも、物を壊したくないのでますますフラストレーションが溜まる。物を壊すより自分を壊す方が気が楽なんてさ、本当に嫌になる。本当に嫌だ。嫌なことばっか。目が覚めませんように。

 おやすみなさい。

 

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