必死で眠れよ

 自分のやることなすこと、だいたい不自然な気がする。なんというか、自然なやり方というのが何においても全くわからない。どこ行って何やっても、この世からも浮いちゃうのはもう仕方ないとして、せめて普通っぽくしておきたいのに、仕草や発する言葉の一つ一つが数ミリずつ「普通」からズレてしまっている感じがする。

 ある程度いろいろな人がいるところだと「こういう人もいるのかな」でスルーしてもらえるけれども、どこかで土台を共有している人々の中に入るのがもう、てきめんにダメ。その土台を共有しようとしなかったのか、できなかったのか、今となってはわからない。わかったからってどうにかなるもんじゃない。

 完全に社会への適応に失敗している。だからって、いまさら人生なんて絶対にやり直したくないし、微修正を繰り返していくしかないのか。あるいは修正しなくてもやっていけるようにするべきか。修正しないでやっていく方法、宝くじに当たる以外に思い浮かばない。宝くじに当たるなんてとっても不自然なことだし、不自然に不自然を重ねてどんどん不自然になるのが私のやっていく道なのか。

 道(笑)。道ってなにさ、やっていくって、何をやっていくんだ。笑う。そういうことを考えるのは中学生の時に済ませておけばよかったんだけど、頭が悪いもんだから気づかなかったな。はいはい終わり終わり。昔の私が阿呆で大変失礼いたしました(鼻ホジホジ)。今の私も阿呆きわまりない。阿呆は年取っても阿呆。

 そういうところだぞ。そうやって開き直るからいつまでたっても成長できないんだゾ。みたいな文字列がめっちゃ頭の中を飛び交っている。

 だからなんだよ気持ち悪い。足りない頭で必死にメタメタしようとしてるこの感じが自分でも最高に気持ち悪い。そういうのはできる人にやらせときなよ。無理なことやめなよ。

 もっと目の前のことにだけ必死になりたい。

 目の前のことってなんだろう。なんだろう、睡眠? 必死の睡眠? いいんじゃないかな、必死で眠れよ。

 こんなこと書いてる今も髪の毛のうねりが気になって仕方がない。気が散って気が散ってしようがない。いやんなっちゃうな疲れちゃって、いっちょまえに疲れちゃって。

 自分の中に挙足取りが何よりの生きがいみたいな人がいて、いちいちあれも変これも変、おかしいおかしいって言ってニヤニヤしてくる。おかしいですよねえ(笑)って、居もしない他人と顔を見合わせて笑ってる。すっげえ陰湿で嫌なやつ、でも私の中にいるやつ。ただし、所詮わたしがわたしをバカにして笑っているだけなので、こんなもんトイレットペーパーがうまくちぎれないくらいの不快さでしかない。ああ気持ち悪い。自分のことでいっぱいいっぱい。