看板

 目についた看板をかたっぱしから眼鏡屋さんの看板にしようと思ったけれど、全然できなくて面白くないからやめた。代わりに、眼鏡屋さんの看板を一つ一つ感謝の念を込めながら破壊する妄想をしていた。メガネのフレーム以外を綺麗に打ち抜いたり、動く黒目を追いかけてつぶしたりした。

 それで、ふと思い立って「眼鏡屋 看板」でググったら、「巨眼鏡」というジャンル(?)があることを知った。

warapappa.jp

 ジャンルと言っても、「巨眼鏡」でググったら上の記事しかヒットしなかった。上の記事より下は、「メガネ巨乳」みたいなエロ系のページが死ぬほど連なっていた。とにかく、眼鏡屋のある種の看板を「巨眼鏡」と呼んだ先人がいたのだ。ありがたい。

 看板を眺めたり写真を撮って集めたりするのは、街歩き系の趣味の亜種だと思っているのだけど、よく考えたら私もキリスト看板マルフクの看板を見つけては嬉々として写真を撮っていた時期があり、眼鏡屋の看板に執着するこの「巨眼鏡」も楽しそうだなと思った。

 じゃあ今日は街歩きの話でもするか。街なんて田舎にはないんだけど。外歩き?

 キリスト看板は、特に田舎にたくさんある気がする。高校生ぐらいのとき、キリスト看板を見つけることに執心していたときは、自転車に乗って本当にいろんなところまで走った。今思うと体力が有り余っていたなあ。

 そうだ、ワンダーJAPANに載ってる系のものが大抵好きだった。今でいう八画文化会館かな。いわゆる珍スポット、B級スポット、変な建築、工場萌え、謎の看板みたいなものが中心だった。

 あの時は廃墟が一番好きで、どこでもいいから行きたいと毎日毎日ずっと思っていた(後年、叶う)。

 雑誌やネットで調べて知った「世界人類が平和でありますように」の看板は、ある程度の都会に出てから初めて見た。代わりに、キリスト看板は都会には少なかった。

 それと、工事現場の周りに立てられるバリケードのタヌキやカッパやイルカの看板(?)が結構好きで、新種と出会うたびに急いで写真を撮っていた時期もあった。最近はたくさん種類があるみたいだな。アニマルガードって言うんだな。

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 今思うと、こういう変な建造物系、変な看板系の趣味って、田舎でもできるから昔から好きだったし満足してたのだろうな。

 東京に初めて行った時、JR以外の鉄道会社がとても多くて、路線や車両の形や色もさまざまで、「私は東京に生まれ育ったら鉄オタになっていたにちがいない」と思った。こんなに毎日毎日いろんな種類の電車が呼んでもないのに謎の順番でやってくるのを、ただ漠然と見送ることが私にできるかと考えると、できそうにない。

 私が田舎っぺでお上りさんだったから、初めて見た鉄道たちに感激してそう思っただけかもしれない。しかし、田舎に育ったら田舎に育ったなりの謎の趣味が芽生えてしまったわけだし、都会に生まれ育ったら、やはり都会に育ったなりの謎の趣味を見つけてしまう気がする。その最たるものが現状では「鉄道」、というだけなんだろうな。

 とにかく、田舎でもできる趣味はあったんだ。それが当時の私の楽しみであり救いだったのかもなあ。教えてくれてありがとうワンダーJAPAN。どこにでもあってくれてありがとうキリスト看板

 

 というわけで、趣味の話でした。趣味といえば、今日はひなフェスの中継見て優勝です。ひなフェスで非常にエモくなって、気持ち悪いオタク語りをしたくなってしまったので、この後書きます。日記としてではなく、メモとして。一旦おやすみなさい。