スペック

 することが何もなかったから、日課以外のことは何もしなかった。

 この日課というのは、もともとは無かったし、今も無くていいはずのものだ。

 

 ここ数年で気づいた自分のスペック(?)がある。

 「一度習慣にしてしまえば、惰性で続けることができる」というものだ。

 良いことでも悪いことでも続けられる。「毎日やらないと気持ち悪い」の段階までもっていければしめたもの。「毎日やらないと気持ち悪い」にはなかなか届きにくいけれど、毎日それを行うことで報酬が得られると、続けるモチベーションが生まれる。

 報酬でやる気出る人は、正しい動物っぽくてかわいいと思う。わたしもそういう動物っぽいので、そこんとこはかわいい。また自分の趣味の話をしちゃった。

 話を元に戻……さなくてもいいや、別の方向に行こう。

 自分のスペックについて、めちゃくちゃ気づきたい。自分の装備や持ち物について気づきたい。良いか悪いかの判断はしない。それを決めるのは私じゃなくて場だから。
 ただただ、自分のサイズとか、積んでるエンジン、頭に入っているソフト、関節の可動域などを把握したい。全部ちゃんとわかったら、すごく役に立つ情報になる。何ができなくても、何ならできるのか。「自分のスペック」って、生きていくのに必要な情報の半数以上を占めているんじゃなかろうか。

 現状わかることは、身長、体重、視力、知能指数、それと惰性くらいだ。自分のことばかり考えてるのに自分のこと何も知らない。何ができるのか何もわからない。何もわからなくても生きていられる環境にあることだけはわかる。でもこれは私のスペックじゃないな。あ、「運が良い」は……不確定要素が多すぎるか。良いんだけどな。能力ではないか。

 自分のことばかり考えても、事態が好転することはほとんどないので、これはもうやめよう。気づいたら増やすだけでいいや。でも他に何考えたらいいの。世界平和とか? あほらし。世界が平和になるなら私に関係なく平和になるでしょ。そもそも私、世界平和のことは、ハロー!プロジェクトサンボマスターに全部業務委託してるから。

 

 

 誰もいないビーチに行って、火炎瓶が降ってきても、ノリノリで踊り続けられるくらいハッピーな頭になりたい。今なら少しはできる気がするけど、ここは誰もいないビーチじゃないし、火炎瓶が降ってこないもんで、検証不可能。

 もっと簡単にハッピーな頭を確認できないものか。ああ、もうハッピーな頭っぽいからいいのか。でも全然ハッピーな頭じゃねえんだな。この頭は単なるバカって言うんだ。お花畑っていうか。もっとアッパーなパッパラパーに……もっとこう……わからん。嫌だ。悲しい。急に悲しくなってきた。バカか。いやいや、バカってちょっと上に書いたじゃん、忘れたのかよ。バカだな。もう全部わからん、寝ろ。おやすみなさい。