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雨後の筍

雨後の筍みたいな日だった。雨が降ったかは知らないし、生えてきたものが筍かどうかもわからないのだが、勢いと現象としては完全に雨後の筍だった。一度にこんなにたくさん、こんな速さで! 捌ききれない!

当然、同じ勢いで気分も上下する。考えることも次々と切り替わってしまう。

さっきまで桃太郎のことを考えていたと思ったら、数分後には様々な動物の絵を描いて、自分がどんな動物に対して愛があり、愛が無いのかを延々と分別する作業をしていた。犬と虫への愛は無さそうだと思った、その次の瞬間には突っ伏して「ああ〜!」と叫んでいた。不安がどこかから飛んできたからだ。

その後も、食事しながら「なぜ私は食べているのか……食べる意味……」などと考えてフリーズ、食後は言ってはいけなさそうな言葉をいくつも思いついては一人で笑い、風呂で突然「髪の毛サラサラザウルス〜!」と叫び始める。

自分でも何が何だかわからない。自分で制御した部分がいくつあるか考えてみると、「言ってはいけなさそうな言葉」を言わないようにしたことぐらいだ。これさえできれば上出来な気もするが。

過ぎてみると、今日は大変いい人生だったので、今日で死んでも構わない。結構本当に。むしろ今すぐ終わってくれというくらい、いい人生の日だった。

ふと、ある人に「睡眠ってほとんど死じゃん」って言われたことを思い出した。私はこれから睡眠によって、「ほとんど死」を迎えるんだなあ。

というわけで、今日の私は睡眠死して、明日また生まれて、結局続いちゃうんだろう。私にとってはそれが結構厳しいことで、何よりも大変なことだ。

なんせ雨後が筍で、制御がコレで、気分がアレなもんで。

 

すごくいいニュースがあった。

他人のことだから、素直に喜んだ。心配も少しだけあるけど、他人のことだからあんまり心配しないことにした。本人のことは本人が一番わかっているのだから。

このことについて、私が今ここで何を言ったところで、たぶん本人には伝わらない(もしここを見てたらいろんな意味でどうしよう、だよ)。だからこそ、どこまでも喜んでよいと自分に許可を出した。

というわけで、今、喜びをめっちゃくちゃ噛み締めている。嬉しいぞー!!! 嬉しいぞー!!!!! 私は嬉しいぞ!!!!! 叫ぶぞ!!!

おやすみなさい。