〆切体質

真っ暗な部屋の中にマッチ一本だけで火を灯す。 アラザンがスローモーションでたくさん降ってきて、たまにキラッと光っては通り過ぎる。そのうち、これまたスローモーションでショートケーキが一切れ落ちてくる。その頭に乗っている赤いいちごがポロっと取れて、艶めきながら一足早く落ちていく。

……っていう世界に行きたいんですけど、急に行きたくなったんですけど、どうすれば〜!?!?もう遅いかな!?ちょっと若すぎるかな!?でも、そういう世界に一晩中いたいんですけど!!!いつでも行きたいんですけど!!映像は見えてるんで、やればできるはずなんですけど!!!!掃除が絶対大変だよ!!!でもリアルで見たいんですけど〜〜〜〜〜〜!!!!!

はい(自分を落ち着かせるための「はい」)。

この先、めちゃくちゃ忙しいのでは。ちゃんと全部できるかな。という不安から、ついにTo Doリストを作ってしまった。ついに。むしろ今まで作ってなかったのかよ。 やっぱり、並べてみると結構作業量がある。頭の中ではわかっていることでも、一覧にすることで、ボリュームが視覚的に理解できる。良い。圧がある。 「これが全部できたら最高」っていうリストにしたから、全部やって最高になりたい。全部できなかったら、持ち越せるものは翌週に持ち越し。それで許す。

悲しいかな、〆切体質なので、〆切があったほうがモノが完成しやすい。なくてもなんとかなるけれど、あったほうが圧倒的に「終わる」。 いつやらなければならないのか、いつまでに始めなければならないのか、どこまで出来ればいいのか。これらを〆切から逆算して管理しておく。そうすると嫌でも終わりが見えてくる。 元々、逆算は苦手なので、この過程でミスが発生することもある。それでも〆切さえあれば少なくとも期限は守れる。

「〆切を守っていたとしても、完璧なものじゃないと意味がない」という不合理な、完璧主義的な考えは捨てた。完璧を目指すと言ったって、そもそも〆切に間に合わなければ完璧じゃないのだから(私の中では)。

だからといって、濫造しちゃうとアレだけど……。私のような人間にとって、質の管理をしてもらえることは本当に幸福なことだと思う。 いい加減、自分が作ったものの良し悪しが断定できるようになりたい。ただ、そうするといずれ全部悪にしてしまうだろう。万が一良いものを作れていた場合、もったいない。 ああ、「人が好きそうなもの、人にウケそうなもの」に対する嗅覚が著しく弱い人生だった……。自分のことばっかり考えてるからこうなる。

なんだこれ。書きすぎた。日記ってなんだっけ。自分の事考えるのをやめろ。おやすみなさい。