半熟卵

ガチの野生動物と触れ合ってしまった。そこらへんから動物が部屋に入ってきた。人間とか虫とかじゃなくて本当によかった。

直接は触ってないんだけど、なんだろう……対峙した。対峙して、なんだか息が合ってしまって(動物と!)、台本があったみたいに綺麗に収まってしまった。

抽象的すぎてよくわからない文章になってしまったけど、本当にだいたいこんな感じだった。

生きていると、こういう「予定外の予定調和」がわりとたくさんある。予想もしなかったことに綺麗なオチがつくようなことが。ファインプレーとはまた違う、ちょっと滑稽なコントが。

そもそも人生自体がコントじゃ〜んって言われたら「そっすね〜」としか言えない。そっすね〜。そっすね〜。面白いか?

 

今日は、睡眠不足と気温の上昇で完全に無理になった。表情筋がピクリとも動かない。省エネモードに入ると表情の制御機能が死ぬのって、社会性の低さがヤバい案件では。知るかボケ。

 

暑いのって怖くないですか、だって、タンパク質って温めると固まっちゃうんですよ……。体が半熟卵みたいになっちゃったらどうしよう。

冷凍睡眠はできても、加熱睡眠はできないんでしょ、きっと。戻れないから。やっぱり熱は怖いわ。だから暑いのほんとに怖い。怖いので嫌い。

寝不足と暑さのせいでまた変なこと考えてしまった。体に良くないので、夏は早く去ってください。私は睡眠不足解消のために寝ます。おやすみなさい。

 

 

『他人疲れ』、そして自分の内側にしっかりと籠ること

行動範囲を広げた結果、自分の内側にしっかりと籠ることができた。

今日はそういう一日で、精神が随分と回復した。夕方からいいもん見たし、ようやく頭上のフタが開いたような感じがする。

 

自分の内側にしっかりと籠る、というのは私にとってとても大切な作業だ。これをやらないと気が塞ぐ。

私には、知っている他者の存在を恐れる癖がある。だから、徹底的に自分の内側に籠らないといつも誰かに怯えつづける。程度の差はあれ、この癖は家族や親しい他人に対しても発動する。人の気配だけでも危険信号が出る。

いつもはそれを無視できるけれど、無視しつづける(つまり、平気な顔して誰にでもヘラヘラして毎日過ごしつづける)と、ある時ドカッと疲れが出る。『他人疲れ』とでも言おうか。

積み重なった『他人疲れ』は「もう生きていけない」「私の人生、ずっとこのままつまらないんだ」「死んだほうがマシだ」みたいなめちゃくちゃな言葉に置き換えられて、さらに心身を蝕む。

このことを最近すっかり忘れていた。だから具合が悪かったのだと思う。

 

私の場合、『他人疲れ』の解消のために、定期的に自分の内側にしっかりと籠ったほうがいい。

簡単に言うと「一人の時間を作る」なんだけど、これが案外難しいのだ。

まずは、以下の条件を満たすこと。

  • 一人でいること(他者の存在が希薄であること、知っている人が感知されないこと)
  • 十分な飲み物と椅子とテーブルがあって本が読めること
  • 快適な気温であること(特に、暑いと気分が悪くなるし、汗が気になって気が散る)
  • 視覚・聴覚・嗅覚・触覚がうるさくない環境であること(気が散る)
  • 自分の身なりに失敗がないこと(気分高揚。それと、気が散らないようにするため)

乱暴に言えば「知り合いがいそうにない、おしゃれして行っても違和感のない、居心地のいいカフェに、過不足のないおしゃれをして本とイヤホンを持って、行け」ということなのだが、これがなかなか難しい。そもそもそんなカフェ、この田舎のどこにあるんだよっていう話だ。

でもでもでもでも!でもね聞いて!

今日は本当にラッキーなことに、ドンピシャのカフェに当たったんだなこれが〜!!!しかも結構近場〜!しかもねすごいの、聞いて!これが音楽聴きながら散歩するのにちょうどいい距離なの〜!!超超超!いい感じ!超超超超いい感じ!!(?)

まず、店内のBGMがうるさくない(イヤホンつけて音楽流せば遮断できる)。店員さんは用のあるとき以外話しかけてこない。照明が明るすぎない。他人を見なくてもいい席がある(ていうか客が少ない)。椅子の座り心地もまあまあいい。本を読むのに没頭できる。

ドンピシャすぎない?

 

いやあ〜、籠った籠った。

カフェにも籠ったけど、なにより自分の内側にめちゃくちゃ籠った。めっちゃ本読んだ。もう、ずーーっと無心でいられた。他人いないと無心になれる。無心サイコー。めちゃくちゃ心が軽くなった。

もっと居たかったんだけど、諸事情により帰らざるを得なかった。

帰り道、後ろ髪を引かれる思いで歩いてたけど、こんなとこあったんかーい!って嬉しさと頭のクリア感がそれを上回った。要するに快感。よい籠りができた証拠だろう。

「自分の内側にしっかり籠りたくなったら、またあそこに行こっ(ハートマーク)」ってぐらい良かった。

 

頭ぶっ壊れて実家に帰ってきて、ようやく動けるようになったけど、定期的に外に出たい衝動に駆られては全部諦めてた。たまにライブのために遠征して、遠方の友人と遊ぶことで衝動を発散していた。それでも『他人疲れ』からの回復は難しい。他人はどこにでもいるものだから。

しかしこんな近場に、おしゃれして行っても違和感ない、条件の良いカフェがあったなんてさあ。もっと早く行けばよかった。まあ今が出会いどきだったんでしょう、そういうことにしとこ、「もっと早くXXすればよかったのに」って私が大嫌いな言葉なんだもの(変えられない過去の行動を指摘されても困る。過去に戻れるなら素直にその通りにするけど)。

 

そしてあらためて自覚したこと。

「私のことを誰も知らない場所に一人で行きたい」って思うのが『他人疲れ』の合図らしい。

この合図が出たら……いやもう、出る前にでもいいや、またあそこのカフェ行ってあの本の続き読もう!おしゃれして行こ!あーたのし!楽しくなっちゃったよ!

自分の内側にしっかりと籠る、これ本当に大事!他者を遮断することで精神を回復させるライフハック!!よっしゃ!

 

精神が回復したんで明日から色々捗る予定(予定)!よっしゃ!おやすみなさい!

安静に

具合が悪くて何にも思いつかん、日記だからって素直に心身の調子が悪いことを書くのもいいかげん飽きたんだよ〜。吐き気が止まらんよ〜。気持ち悪いよ〜胃が気持ち悪いよ〜。今日、なんか悪いもの食べたかな〜。

たぶんどっかでいっぺん泣いておいたほうがいいよな〜という状態。全部喉でつっかえてる感じがする。しかし病院以外で吐き出せる場面なし。泣くこと滅多になし。これが私の通信簿だよ。ところで私は「日頃の行い」という言葉が死ぬほど嫌いだ。

 

冒頭に「何にも思いつかん」と書いた。これは嘘だ。思いついてることはわりとある。しかし、よりにもよって、言ったら絶対に多方面から怒られそうなことばかり思いついている。なんだろう、たとえば、ポリティカルコレクトネさないかんじのもの、とか……。しかも一発ネタなの。そのうえ、自分の中では面白いの。かなりアレな感じする。

そんなもん、こんな大・インターネットにはとてもじゃないが書きたくない。それなのに、今はそういうことばっかり出てくるので、今日の日記をつけるとしたらやっぱり「具合が悪い」になる。安静にします。寝て起きたらまともな人間になってないかなあ。

よかったね

iPhoneの容量を無駄に圧迫して、iOSのアップデートが来るたびに慌てるのに疲れたから」というあまりにも怠惰な理由で滅多に写真を撮らない人間になりました。その副産物として、カメラロールが推しの画像、欲しいアクセサリーや服の画像などでいっぱいになってきました。ちょっとだけ嬉しいです。

 

と書くのが精一杯なほど今日は調子が悪くて一日中横になっていた。横になってもそんなに眠れない。

ベッドの上でぼーっとしていると嫌なことを次から次へと思い出す。私が、この家の中で長い間"いい子"でいなければならなかった理由なども思い出す(今となっては「お疲れ様!」としか言いようがないレベルのものだ)。

 

それにしたって、こんなにたくさんの嫌なことで脳の容量を使っている。いいこともあったはずなのに。おそらく脳の検索機能が死んでいる。

あまりにも楽しいことが思い出せないので、今までに行った催し物や映画のチケットの半券を眺めることにした。

小さな箱の中から取り出して、一枚一枚、日付順に並べていく。

ああ、これはあの時の。この時は学割が使えたなあ。ああ、これは……どこだ?たぶん名古屋だ。そういえばこんな映画見たなあ。これに行った時にあの人と話したんだよな。うわ、こんな無茶なスケジュールで動いてたんだ。

一つ一つ、どこで何をしたのか思い出すことはできる。しかし、どうしても「楽しかった」気持ちが思い出せない。出てこない。それどころか、当時焦ったこと、恥をかいたこと、怖かったこと、嫌な気持ちになったことばかり鮮やかに思い出せる。

脳の検索機能というより、快感情が死んでる気がする。

 

精神をこの状態で放置したら、そのうち「もう生きていけない」みたいな気持ちになってしまう。いや、すでになりかけてる、なった。対策を打つとすれば、

  1. 無理やり良いことを探す
  2. 頓服飲む
  3. 対策なんて打たない

これぐらいかもしれない。

1をやった結果、かろうじて冒頭に書いたようなものが出てきた。「ちょっと嬉しいです」と書いてはみたものの、実際はそこまで何も感じていない。書いたら嬉しくなるかな、と思ったけどそんなことはなかった。

2はさっきやった。そろそろ効いてきてもいいはずだがなんともない。もっと早くやってたら違ったのかな。

3が一番現実的だろうか。なんだかんだ、寝て起きたら気分が変わっていることもある。変わってなくても別にいいや。

もう放っておこう。自分のことが全く信用できない。今どんなに死にたくてもどうせ梅雨が明けたらケロッとしてんだよ。そんで今度は、暑くなったぁ〜ん、死にたいぃ〜ん、とか言い始めんだよ。楽しいか?

 

楽しいでぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!

 

楽しくてよかったね。じゃあ私寝るね。おやすみなさい。

たまにはこんな日も

最近、自分のことを本当に穏やかな人間だと思ってしまう。完全に勘違いしている。私が穏やかでいられるのは私のいる環境が穏やかだから。自分のこと、ぼのぼのちゃんかなんかだと思っている。勘違いも甚だしい。人間だよ。『ぼのぼの』よりは『ネ暗トピア』寄りだよ。早く人間になれよ。

 

日記日記。

今日は暑かったですね。夏かと思いました。ほぼ夏ですよね。最近は湿度も上がってきて、空も低くなってきて、日も長くなって。

この間、早朝に外を歩いていたら、思っていたよりずっと人間が出歩いていました。と言っても、見かけたのは両手で数えられるくらいの人数でした。ゴミ出しの人が三人くらい。あとは、早朝の散歩をしているおじいさん、自転車を漕いでいるおじいさん。朝から立派ですよね。生活習慣なのか、何か目的があって早起きしたのかは知りませんけど。

それと、猫も一匹見かけました。ちくわのような物体を咥えて、広めの道路を小走りに渡っていきました。車もほとんど通らないような時間帯でしたが、私は常日頃どんな横断歩道に差し掛かっても「突然時速三百キロくらいの車が走ってきたらどうしよう」と思って必ず立ち止まってしまう人間ですので、猫がちゃんと道路を渡りきれるかハラハラしていました。猫はちゃんと渡るんですよ、猫って本当に立派ですよね。

同じ日、昼に外を歩いていたら、本当に人がいませんでした。真昼間です。雨も降っていませんでしたし、強風だったわけでもありません。でも、約十五分間、人間とすれ違いませんでした。朝よりも昼のほうが人が少ないのですね。妙な発見をしました。また、田舎の道でも、人がいないと廃墟感が出てくることがわかりました。根本的に人が少ないため、街全体が巨大な廃墟に少しずつ近づいているのかもしれません。

 

よくわかんなくなってきたのでハム太郎の話をしますね。ハム太郎のアニメ、実はちゃんと見たことがないのです。本当にハム太郎とロコちゃん以外の登場人物(登場動物?)の名前がわかりません。大将くん……?が、いますよね?なんか、工場現場の人みたいな格好のハムスターいましたよね。あと、ちびまる子ちゃんの丸尾くんみたいなハムスターもいましたよね。その程度の認識しかありません。今から勉強しようとしても膨大なデータ量の前に項垂れる未来しか見えません。この場合、未来よりハム太郎見るほうが建設的っぽいので私にはやる気がないのだと思います。にわかのくせに学習意欲がないことを表明してしまいました。最悪だ。余計なこと何にも言わなきゃよかった。余計なことばっかりしてる。一生すべてのにわかだよ。「人間ニワカ乙w」と言われることを見越して「いやぁ〜一生人間新参ですよw」って言っておかなきゃいけないっぽい、ヨッコイショーーーー!!!!!一生そうやって申し訳なさそうなそぶりだけしてな(そぶりをするだけマシなのでは?)!!!

額割る勢いで頭突きしたいけど、一生空振りでしょう。たまにはこんな日もいいんじゃないですか。なんだかんだ、今日もよくやりましたよ。

自分がヤバかった時期のメモを読み返した感想

なんとなく「去年の今頃って、私、何やってたっけ」と思って、当時のメモなどを読み返していた。

結局、去年の今頃に私が何をしていたかは全くわからなかった。

しかし、そのもう少し前の、人生でトップクラスにヤバかった時期のことがよくわかるメモは出てきた。

簡単に言うと未遂前/後の頃のこと。傷だとしたら一番血が出ていて赤黒く腫れている時期。

 

「前」のとき。

今の私が見ても完全にやばかった。頑張っているというか、気を張りすぎている。

同期の誰も信頼できない、教育係の人のことは信用できない、だからって自信もない、でも私がやるしかないんだ、仕方ないんだ私がやらなきゃいけないんだから、って思い込んですごく焦っていた。

マジで腫れ物が服着て歩いて電車乗って仕事してた。ちょっと突っつかれたらすぐにでも全方位に血やら膿やらを放出して全部めちゃくちゃにしてそのまま潰れそうな感じ。

腫れ物を潰して全部めちゃくちゃにしてでも「全てを正しく」しなきゃ(私の思う正しさに全てを向かわせたいという気持ちがあったんだろう)、それを私がやらなきゃ……という若干テロリスト気味な気持ちがどこかにあったのかもしれない。

その少し前まではまだ元気そうだったのに。誰のどんな態度にも過敏に反応し、過剰なメッセージを勝手に受け取って悩みと苦痛と悲しみと怒りを募らせていた。

もうこの時点で十分にまともじゃない。メンタル大ピンチになってる。

 

「直前」のとき。

完全に人生に絶望している。今すぐ死ぬことにだけ脳みそを使っている。何が起きても何を考えても思考回路の終わりは必ず「死ぬしかない」。

"この後に起こりうる、あらゆる良い出来事を想定してみても、それが生きる苦しみを全く上回らない"と書いてあった。

それはある意味で正しいんだろうと今でも思うことがある。しかし、この時は思いつめ方が半端じゃない。「死=唯一の正解」だったらしい。

遺書っぽいメモも見つかる。

"親、会社の人、友人、恋人、今までの人生で出会った人、誰も悪くありません。

私の悪口を言ったり危害を加えてきた人たちも、誰も悪くありません。 "

などと書いてあった。

今読めば「いやいや誰も悪くないってことはないと思うよ、特に誰が悪いってこともそんなにないよ、いや殺したいほど憎い奴はいるけどさ」とツッコむこともできる。

その一文の後、こう添えられていた。これが一番当時の気持ちを象徴していると思う。

"私だって、私みたいな人がいたらそういう扱いをすると思うからです。だから誰も悪くありません"

そうだな、まさにそういう扱いをした結果の未遂だもんな。ってことに気づいてしまった。当時、切羽詰まっていてここまで考えられなかったけども、意外と書いてある内容は素直だった。

「自分は死ぬけれど誰も悪くない、私が選んで勝手に死ぬだけです。ご迷惑おかけして本当に申し訳ありません。今までありがとうございました。」

簡単に書いちゃうとそういう内容の遺書(的なメモ)なんだけど、ウーン、典型的!ということで、当時は本当にヤバかったんだなあと思わざるをえない。

 

今の生活、そして今の私の状態で急にここまでヤバくなることって、そんなになさそう。そう思えること自体が、少しずつ回復してきたことの証左なのかもしれない。

でも、何かあったらまたここに戻ってくるんだろうなと思った。次あったら本当に終わりだ。へへへ。いやな気持ちはいやだねえ。

戻らないために今は「絶対に頑張ってやらない」「私利私欲のためだけに生きる」を徹底している。徹底できなくなったらアウトだね。へへへ。生きるのってほんとうにつらいねえ。

完全に自爆だけど気分が引きずられ始めてる予感がするので寝ます。

黒は派手すぎた

私の肌には、黒は派手すぎたみたい。

ブラウンのアイラインを引いた自分の顔を見てそう思った。

 

目がキリッとして見えそうだから、カッコイイから、そしてなにより「ブラウンでナチュラルに可愛くなんて軟弱なことやってられるか!!」という理由で今まで頑なに黒のアイライナーを使っていた。この、髪が伸びる人形みたいな顔、そして目元をどうにか誤魔化して逆にカッコイイ感じにするには、黒のラインをシュッと引いたほうが良かろうとさえ思っていた。

しかし、ここへ来てブラウンの馴染みが良すぎる。全然ナチュラルなメイクはしてないのに、飛び出してくるような違和感がない。目元もちゃんと締まってる、色が浮いてない。

どうしよう、戻れない。

 

常々思っていたけれど、私、黒が似合わない。好きなのに、自分でも可哀想になるほど似合わない。就活のスーツって真っ黒なのによく頑張ってたな。

黒い服、好きなのに似合わない。襟を白くしたり、白い上着を重ねたり、首元にアクセサリーを挟んだらマシになるけど、全身ブラックは無理だなあ。肌の色がいつもより黄色く暗く見えてしまうんだ。凹む。

髪の毛を真っ黒に染めてみた時、最初は嬉しかったけど時間が経つにつれて違和感が出てきた。ふと窓ガラスに映った自分の姿を見て、あまりの異様さにギョッとしたことが何度もあった。

真っ黒のマニキュアを塗った時、本当に爪だけ浮いて見えた。「無理して塗ってる」感がどうしても拭えなかった。それ以来、なんとなく塗るのをやめた。

アイラインすらも結局黒よりはブラウンのほうがよく馴染んでしまった。

 

もともと、地毛が真っ黒で顔立ちがハッキリ、というタイプではない。その時点で黒は無理って気付くべきだった。

ああ、カッコいい服着られない、カッコいいメイク、できない……。そういえばゴシックとかパンクとかの黒くてバリバリの服、着てみても死ぬほど似合わなかったもんなあ。フリルとレースとスカートの膨らみ、白いブラウスにアクセサリーでバランス取らなきゃ黒は着られなかった。

 

自分に似合う色でどうにかやりくりすればいいんだろうか。自分では、似合うのはネイビー、あとはオフホワイト(パキッとした白はキツい)だと思ってるけど、あとはもう、どうしようね……。

ていうかネイビーにオフホワイトの服って、ゴリゴリの可愛い系、コンサバ系だと思うんだけど私コンサバになるんけ???無理じゃね???そもそもネイビーとオフホワイトって誰にでも合う超超超超便利色なのでは????????

こればっかりは自分で考えても仕方ない。似合う色、改めて友達に聞いてみよう。ダメな色も聞かなくちゃ。これで「パステルピンク似合う」「茶色も黒も浮いててダメ、まずアイラインをやめろ」とか言われたら私、泣く。いろんな気持ちで泣く。この世界に救いなんてない。

 

似合う服より着たい服、似合う色より好きな色、と常々思っていたがもう潮時か。なんせ自分に似合うものがあることが少しだけ嬉しくなってしまったのだ。

でも好きな服着たいよお〜!!!黒似合いたいよ!!!ああ、好きな色が肌に馴染む人になりたかった……。白塗りすればイケる?

「好き」と自分の身体が意図せずどんどんすれ違っていく悲しみ、すごい。とにかく私には派手すぎたんだ。