目を潰しときゃいい

日中、すごくいいことを考えていたのに、その内容を忘れてしまって悔しい。メモする隙が無かったのが敗因か。メモしないと忘れてしまう「すごくいいこと」なんて、ただの夢と同じだ。私は起きているつもりで眠っていたに違いない。絶対に思い出したい。絶対に……。

 

この秋どんな服を着ようか悩んで、決めた。この一年くらい着ていたような路線からは外れる。あと、眉毛の形も変えることに決めた。やりたい放題やるぞ。

こうやって突然なんでもかんでもパッと変えてしまうので、周囲の人に驚かれることも多い。基本的にそういうリアクションは疎ましく思ってしまう性分なのだが、ここ最近は驚かせてなんぼみたいな気持ちになってきた。目に見える部分のことでいちいち驚いてくれるおかげで、私は自分のことを話さなくて済む。したくない話をしなくて済む。こんなに楽なことってあるだろうか。

外面の印象と趣向のギャップがすごい、とたくさん言われて生きてきた。その度に「勝手にギャップとか言われても『だから何?』としか言えない……」と思っていたけれど、なんだかもう、慣れた。それに、ギャップがすごいと言われることは、外面の印象操作(?)に多少成功しているという意味でもあるから、これはこれで一つの技術として今後も扱っていこう。外面の取り繕い方教えますよ、一回千円で(もちろん嘘ですよ)。

 

そういえばだいぶ前、笑顔の作り方を非常に端的に教えてくれた人がいた。

その人が言うには「笑顔は目を潰しときゃいいので」。

もちろんいわゆる「目潰し」ではない。笑顔を作るには、目を閉じ、頬をギュッと上げて、瞼を上下から潰せばよい、ということだった。それだけで一般的には笑顔と認められると知り、且つ、その人の実演を見ても笑っているようにしか見えなかったので、私はそれ以来愛想笑いするときは目を潰している。これはおおよそどんな場面でも有効な技なので重宝している。お礼を言いたいのだが、今ではその人に礼を言う術はない。

 

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作った本に関する連絡事項、昨日書きそびれました。

☆本日までにご注文いただいた方々へ

ご注文ありがとうございます。入金の確認が取れ次第発送いたします。

お賽銭箱

星の巡りが悪いってこういう感じなのかな〜という一日だった。私はいつも通りなのに、どこもかしこも変な感じ。しかも「変」の概要が同じ。情報を集積するうちに、これは私の問題じゃないと判断したので、感情が平坦になった。

今日に限らず、「私にそんなこと言われてもどうしようもないです」と言いたいことがたくさんある。なんで私に言えばなんとかなると思ってるんだろう。私に言えばなんとかなるとは思っていないとしたら、なんで私に言うんだろう。

私にそんなこと言われてもどうしようもないです。私に言わないでください。私よりあっちに言ったほうが早いと思います。

感情のゴミ箱になるのが天命なんだろうか。感情をゴミと言い切ってしまうのは忍びない気持ちもある。どうせ箱ならお賽銭箱がいいけど、突然投げ込まれる感情をお賽銭だと思うにはまだ修行が足りない。

こういうことを考えていると、猛烈に一人になりたくなる。一人になるっていうのは社会と触れ合わないってことで、つまり全ての社会性スイッチ(主に愛想で構成されている)を切ってしまうことだ。ほぼオートで他人に愛想良くするの本当にやめたい。愛も情もない赤の他人に使うエネルギーが私を削っている。たぶん半分くらい削っている。それである日突然バッテリーが切れて、愛想ゼロになって、あいつおかしいぞってなって……。人間に向いていないのでは。

自分が頼りなくて嫌になる。頼れるの自分しかいないのに。

転がり落ちてる

楽しいことをしていると時間がなくなって、ハマればハマるほどお金は消えていくけど「別に、楽しませてくれてる分に感謝して払ってるだけだし、その理屈でいくならむしろ儲かってるぐらいの気持ちだし……」で済んでしまう。そして楽しいことをしている時以外はだいたい罰ゲームをしているような気持ちで過ごしている。

そしてここで気づいた。もしや労働って罰ゲームの時間をお金に変えられる制度なの*1

なんにもしてないとずっと罰ゲームで、楽しい時は全部吹っ飛ぶくらい楽しくて、時間はお金に変えられる。だから(?)「生きてるだけで丸儲け」みたいな言葉が世にあるのかもしれないな*2

今ハマってるコンテンツに対する愛が冷めたらマジのマジのマジで人生終わらせようってあと何回思えば気が済むんですか! 限度ってものがあるでしょ*3!!

 

今回のコンテンツ、転がり落ち方が半端なかった。

こんだけ短期間にここまでギュインってハマったの本当に数年ぶりだと思う。一人でも楽しめること、手元で楽しめること、想像の余地がむちゃくちゃにあること、ちょっとお金出せば楽しめること、踊ったり叫んだり狂ったりできること、自分を忘れられること、みたいな条件が揃っちゃってもうだめ。しかも近しい人が同じものにハマってたりすると覿面にだめ。エスカレートするばかり。

だめすぎるから海でも見に行きたい。海に行きたいな。先月行ったばっかりだけどやっぱり海に行きたい。

海ってタダで延々とボーッとさせてくれる超優良コンテンツだから海に行きたい。知ってましたか、海って人間がいないんですよ。人間は水の中で呼吸ができないから。すごくないですか。どう考えても海に行きたい。海に行きたいな。海に行きたい。遠いんだよなあ。同じ理屈で火を見ればいいのかなと思ったりするんだけど(人間は火の中で生きられないから)、火事が怖くて無心になれないから、やっぱり海なんだと思う。海行きたい。海にめっちゃ行きたい。いつの間にこんなに海に行きたくなったんだろう*4

正直言って、海のことでも考えてないと正気が保てなくて、キーボードが打てないし何一つ文章にまとまらないから海のことを考えてる。海に行きたい、海に……。

健康ってなんだろう。健康ってこんな感じなのかな。そんなこともないと思うんだけどな。健康ってどういう状態なんだろう。健康って。健康、いや、健全? 健全ってどんな感じなんだろう。健全だとは思うけど。健康ってなんだ、健全ってなんだ。人様に胸を張って言えること? それって単に相手による話じゃない? じゃあ自分に合った社会に所属すれば一生健康かつ健全でいられるんじゃないの。それってすごく都合のいい話だと思うけど。健康って都合がいいのか?

だめだ海に行きたい。

*1:気づくのおっせえ〜〜〜〜〜

*2:気づくのおっせえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

*3:ある。

*4:「いつの間に」も何も、ここ数分のことなのでは……。

ポロン

普段は人間に化けている動物や妖怪が、ふと気を抜くと元の姿に戻ってしまう。そういうおとぎ話って古今東西たくさんある(たぶん)。

私も最近そんな風になっている。気を抜くと「自分」がぽろっと出てきてしまう。動物や妖怪みたいにそっと社会から外される存在が。

変身が解けた動物は社会から出ていかなければならない。皆あるべきところに還るだけなのかな。そろそろ変身するのやめたい。

 

というわけで今日は存分に野生に帰った。ヤバかった。

 

本の件です!連絡事項です!

★本日(16日)までに入金確認済みの皆様へ

お待たせしました。本日発送しました。時間がかかってしまってすみません。

困っちゃうな

今朝もJアラートで起こされた。

ああ空襲警報か、あと何秒かしたらこの辺に落ちたりするのかな、どんな音がするんだろう、爆風はどれくらいなんだろう、と寝惚けた頭で考えた。しばらくしたら、ミサイルは海に落ちたという通知が来て、なんとなく安堵した。戦争してるみたいで気が重くなった。21世紀の空襲はスマホで通知するものなんだと考えると、不謹慎だけどSFっぽくてゾクゾクしてしまう。でも、これはフィクションじゃないから楽しめない。

最近世界中でいろいろ、ミサイルとか爆発とか、人間による人間っぽいことばかり起きていて気が滅入る。火って嫌なもんだ。もし何か大変なことが(しかも人為的なことが)起きても、生活の全てが一気に消えるわけじゃないだろうから、私は四方の壁と屋根とお布団と湯船と猫(の安全)と電気と水とネットの回線と冷蔵庫とPCだけは何が何でも確保したい。できれば服と耳栓代わりのイヤホンも。

あとはシャンプーとコンディショナーとボディソープと洗顔料とスキンケア用品とタオルとティッシュと歯ブラシとiPhoneとその充電器とヘアブラシと眼鏡とリップクリームと頭痛薬と鼻炎薬と……だんだん遠征用セットみたいになってきた。このあたりが私の「最低限欲しいもの」なのだろう。贅沢すぎるだろうか。個人差はあれど(例えば持病がある人なら専用の薬が欲しいだろうし、眼鏡がいらない人もいるだろう)、これぐらいみんな欲しいんじゃないのかな。

私の中では、例えばトリートメントや化粧品やウェットティッシュコンタクトレンズ、酒やコーヒーやチョコやジュース、大きなクッション、ハイヒール、機能的でない服、何色にも光るペンライト、好きなアイドルのコンサート、そういうものが「贅沢」フォルダに入っている。

この贅沢を日々微量ずつ摂取しながらなんとか人生をやっているので、ミサイルなんて撃ち込まれちゃ困るよ。小市民の私には為す術もないけど。

そして、ミサイルが撃ち込まれたその時、私はきっと生きてるんだろうな。

珍しくリアル世界のこと書いちゃった。

 

* * *

あの……本を……作ったんです*1。本というか冊子みたいなものですが。A5版、本文64ページ、オンデマンド印刷、一冊500円です。詳細は以下からご覧ください。

oqodaeki.booth.pm

★本日(15日)までに入金が確認できている皆様へ

お待たせしてほんっっとーーーに申し訳ありません。今夜梱包したので早ければ明日、遅くても明後日には発送できるはずです。発送したら即座に発送通知機能でお知らせします。

*1:連絡事項があるたびこの話をします。くどくてすみません

夢だったと思いたい

今朝見た夢の話。

ふざけちゃいけない相手(知らない人)に対して、私は本当に何の悪戯心もなく、全くの別人の名を名乗った。その後、「あ、間違った」と思って、言わなきゃバレないのに、なぜかわざわざ自分の名前を言い直した。周囲でその一部始終を見ていた人は皆「は?」という顔をしていた。私も自分のしていることが意味不明で冷や汗をかいた。

また別の夢。奥歯に挟まった何かを舌でいじっていたら、奥歯が二本抜けてしまった。びっくりして、指や舌を使ってなんとか歯を元の場所に戻そうとするのだが、やはりぽろぽろっと落ちてしまってどうしても元に戻らない。口の中で大きな歯が二本、硬い音を立てながら転がっている。

どちらの夢も、お昼頃に急に思い出して、「あれ? 夢だったかな、それとも夢じゃなかったのかな」と不安になった。奥歯は全部あるし、珍事を起こした形跡もないので、夢だったんだと思う。

 

なんでもかんでも「キリがいいから」で終わらせられるようになりたい! 「キリがいいから」で納得できるようになりたい! 納得しないと動けないのはそういう性分だから諦めてる!

キリがいいタイミングっていうのはたくさんある。「ここが底だ」と思ったことはないけれど(底にはもっと奥の底があると信じているので)、「ここが頂上だ」と思ったことは何度もある。そういうキリのいいときにスパッと全部捨てられる人でありたかった。贅沢だろうか。

結局いつもの「未来があるって苦しいな」っていう話に落ち着く。最近そんなことしか考えていない。未来があることを苦しまないようになれる日って来るんだろうか。来ないと思う。それでも明日は来ちゃう。寝てやり過ごそう。

健康っていいね

幸か不幸か、私は自分の役割というものを一度も理解したことがない。全体の部品の一つなんだろうな、というところまではわかっても、具体的にどこにある何の部品なのか自覚できたことはない。

たまに、自分の役割に自覚的な人と出会うとすごいなーと思う。いつどこでその役割に気づいたのだろう。元々その役割に収まるつもりはなかった人だとしたら、どうやってその役割を受け容れたのだろう。すごいなー。

自分の役割が自分でわかるということは、自分ができることを知っているということだ。私は自分にできることを全く知らない。私はどういう役割の人間なんだろう。今までやってきたことに統一性がないので推測は困難を極める。もし役があるなら、謎の連続殺人事件の第一犠牲者役として最初から最後までずっと寝てたい……。

 

急かされたり急いだりすると変なところが抜けてしまう。最近この現象が特に激しい。人にメーワクかけないために急ぐと、結局メーワクを一つ増やすことになる。急かされても急がないのと、急いで変なところが抜けるのとどっちがマシなんだろう。その答えは私が決めることじゃないので考えても無駄。しかし、自分の身を守るためにマシなほうを選びたいと思うのも事実。うーん……考える必要なし!

時間という概念は私を苦しめるために存在していると思う。これだけは間違いない。

「時間」「命」「金」の組み合わせは人を手っ取り早く殴るのに適している。

この三つのどれかを少しでも "奪われ"たと思った瞬間、或いは "奪われ"てしまうことを仮定したときは、他人をいくらでも詰っていい。……そういう判断する人が結構いるのでびっくりしている。そんな感じで五十年六十年七十年八十年も生きられるんだ、と。むしろそんな感じだから長生きできるんだろうか。健康っていいね。