こんな既視感は嫌だ

もう1000000人くらいが言ってると思うけど、化粧品のスウォッチ画像ってめちゃくちゃリスカ跡っぽい。リップ系のスウォッチは特に。

そんな既視感、持ってない人のほうが多いんだろうか。昨今はどうですか。

一回そういう風に見えると、今度は色とりどりのアイカラーのスウォッチがますます奇妙なものに見えてくる。赤、茶色、黄色、オレンジ、紫、水色、黒、グレー、金、銀、緑、ピンク、ベージュ、とにかく色とりどりの傷跡である。ゆめかわいいってレベルじゃねーぞ!ってブチ切れそうになるけれど、そんな既視感は私にもない。

蛇口をひねればポンジュースが出るみたいに、切ったらコズミックなラメたっぷりのパステルカラーの液体がピャーッて流れて……くるわけがない。

そういえば「ピンクは血の色」ってヒラサワが歌ってたっけ。じゃあ、冬場の乾燥で指がピッと切れてしまったら、関節がマットな質感のモーヴピンクに。とてもよくお似合いですよってうるせーーーよ!!!

どっち

一日中歩いて迷って疲れた……。さすがに咄嗟のハイテンションは無理だった。というか、まだ迷っているし、もう何が何だか。日常に戻りたくない。

人生やることやっちゃってるよ。いつか全てを忘れる時が来るとしても、体ごと記憶が消えてしまうとしても、今この瞬間覚えてることは少なくとも今は覚えてる。苦しいね。

今日で人生終わればいいのにって思う日は「確実に明日の方が今日より楽しくないと思う日」だ。すごく良い日と、すごく良い日でなくとも、明日は今より楽しくないと推測した日にこう思う。さて今日の「今日で人生終わればいいのに」はどっちだっただろう。

ハイテンション

すごく退屈なのでハイテンションなものを作りたい。なんでもいいのでハイテンションを編み出したい。

「飽きる」というよりは「倦む」という感じでおおよそ全てのことは終わっていくが(ほとんど同じだろうけど音のニュアンス的に)、そうなってしまう前にいくらか対策を講じることがある。ハイテンションはその一環である。マンネリ解消ってこういうこと?マンネリって何語?

私はそんなにテンションが高くはないため(急激に高くなることは多々ある)、たまにこうやって激烈なハイテンションを求めることがある。ハイテンションであればなんでもよいのだ、例えばアイドルの曲に口上を入れるとか。

でも、普通にアイドルの現場で口上入れても激烈なハイテンションにはならない。環境と行為のギャップが必要だ。

極端な話、お葬式でお経に故人ガチ恋口上を入れるとか(最悪すぎないか。「言いたいことがあるんだよ!やっぱり故人はかわいいよ!」みたいなやつ、最悪すぎないか。いろいろと)。

私が一番やりたいけどやっちゃいけなさそうなのは、外出先で子供が元気よく泣いてる声に合わせて私も叫ぶこと。遠吠えだ。

これ絶対に気分良くハイテンションになれると思うんだけど、難しい。元気よく泣き叫ぶ子供の声が聞こえる且つ、私が叫んでも人類が無視する環境。難しすぎないか。でも一回でいいからやってみたいんだ。家にいるときに外から子供の泣き声が聞こえるのを待つしかないのか。でも、そんなことは野暮だ。誰も泣かなくていい世界が一番良いのさ(世界に対する精一杯のハイテンション)。

プルプル

あぁ〜〜久々にすごく頑張った。何もかもいっぱいいっぱいだ。

それなのにまた「すごく落ち着いてる」「全然緊張してなさそうに見える」って言われた!本当に損だ。

すごく損でしょ!こっちは500の力でやってるのに、80くらいでやってるように見られるってことでしょ。燃費悪いよ!落ち着くことも給料の中に入ってるとしても。というか、落ち着かないと自分でも気持ち悪いからそうやってるんだとしても。

なんでも平気そうにしてると、どんどん酷いこと押し付けられる。だから口では散々「無理です」「難しいです」「わかりません」ってちゃんと言ってるのに、言ってるのに、言ってるのになあ。

一方で、「すごく落ち着いてたけどやっぱり指は震えてた」とも言われて、ヒィ〜〜そんなに緊張してたか私!?体は正直か!?って思った。

今後は全身で震えられるように頑張ります。

いい匂いの油

捨てちゃったと思ってた物が、実は保存してあったことに気づきました。拳を突き上げて喜びました。よかったよかった。

何年か前、どこかの駅でお相撲さんとすれ違ったら、とても良い匂いがした。あれは一体なんの匂いだったんだろう。整髪剤の香料かと思ったけれど、なんとなく違う気がする。お香?何のお香?

何の匂いかわかったら絶対買ってしまう。とにかくめちゃくちゃ良い匂いだったのです。今思えば、あのお相撲さんは何者?電車で移動していたから、全然相撲の知識が無い私にわかる人ではなかったのかもしれない。ああ、それは知らなくてもいいのでした。とにかくあれは何の匂いだったんでしょう。

 

というわけで「お相撲さん いい匂い」なんてテキトーなワードでググったら、考えることは皆一緒だったようで、答えも出ていた。どうやら鬢付け油の匂いらしい。整髪剤の香料じゃん。しかもあの立派な油なので一般人が普通に髪の毛につけるには向かないらしい。そりゃそうだ。しかも普通に通販で買えるらしい。マジか。マジか……。

圏外

今日、10回ぐらい無になった。虚空を見上げてた。電波を受信してるように見えたかもしれないが、逆だ。圏外になったんだ。

もっと無になろうと思って、全然知らない人の喋りを聞いた。あらゆる感情が去来してめちゃくちゃ無になった。途中で耐えきれなくなってイヤホンを外した。

軽いなんらかの感情を起こして、それを抑えつけるようにすると無になりやすい。「これ以上何かを思うのはやめておこう」という気持ちを使って邪な感情を一掃する。争いを好まない故にあらゆる生命を根絶やしにするのと似た発想ではなかろうか。

この技を磨いていけばいつでも無になれる。問題があるとするなら、抑えられる程度の邪な感情の発生源に乏しいことである。要検討。

ズルッと!

ヨレヨレになるまで着ている部屋着から飛び出た糸を切ろうとして引っ張ったら、そのままスルスルと糸が出てきてしまって、どこまで伸ばせば切れるのか、それとも服が解体されるのか、ドキドキした。あのワクワク感はなかなか味わえない。

ああいう感じで、ちょっと縮れている髪の毛を引っ張って抜けてしまったようなとき、このまま気づかないで血管もスルスル抜けてたらどうしようって考えてとっても楽しかった。昔流行った都市伝説に似たような話があったが、なぜそういうのに惹かれてしまうんだろう。

ぬいぐるみにタコ糸をしこたま突っ込んで、頭頂部からズルズル引き出したら似たような気分が味わえるだろうか。ぬいぐるみだとスリルが足りないのでフィギュアでも買って頭部をくり抜くか。いや、そこまではちょっと。